以前に比べれば海外旅行も多少は行けるようになりつつありますが、まだまだ旅行代金は高いし、国によっては依然面倒な入国手続きもあります。
そこで今回は海外旅行に行かなくても、身近で海外気分を少し味わうことができるマラソン大会を紹介します。
その名も『フロストバイトロードレース』
東京都福生市にある米軍横田基地内で毎年1月に開催されるマラソン大会です。
今年は1月22日(日)にありました。
ほかの大会と同様、コロナ禍で3年ぶりのリアル開催です。
米軍基地内なので、普段は当然立ち入り禁止。
でも、マラソン大会に参加すれば基地の中に入り、走ることができるのです。
基地内は住居のほか、ハイスクールやガソリンスタンド、ゴルフ場などもあり、まさにアメリカの街並みそのものです。
(ただし、基地内の通行は日本と同じ左側通行なのです)
大会のハンバーガーの出店も基地内のアメリカ人がやっていて、バーベキューコンロやマスタード、ドリンクなど、アメリカンテイストは十分です。
大会は「2㎞キッズラン」「2㎞ファミリー」「5㎞」「ハーフ(21.1㎞)」があり、私は毎回5㎞に参加しています。
実は、米軍基地内でのマラソン大会は他の基地でもありますが、この大会の目玉は何と言っても参加賞のトレーナーです。
毎年、色とデザインが変わり、アメリカンなかっこいいデザインです。
このトレーナー欲しさに参加していると言っても過言ではありません。
注意すべきはサイズ。
本当のアメリカンサイズなので、大きい男性でも大人Mで十分です。
(ヨコに大きい人は分かりませんが・・・)
私は息子(170㎝弱)用に大人Sを貰っています。
キッズにも参加賞トレーナーがあるので、親子でお揃いを着ている方も多いですよ。
5㎞コースは今回大幅に変わり、町の中を多く走るコースになりました。
車道を走るにもかかわらず車の規制は無くスタッフもいないため、住人の車が信号待ちをしている横をすり抜けていくのは不思議な感じでしたが、安全面では問題ありです。
実際の走りですが、そろそろゴールかなと思いつつ、フィニッシュ予想タイムを過ぎても全くゴールが見えず。
いつもよりそれほど遅くないはずなのに・・・おかしい・・・距離長くないか??
後日、ほかの人のコメントを読むと、どうやら誘導スタッフの間違えで7㎞弱走ったみたいです☆☆
コースに車が走っていたのも、コース外に誘導されたからのようです。
コースの安全対策問題や誘導間違えなど、怒る人もいると思いますが、私は「アメリカらしいなあ」とご愛嬌です。
こんなことは他の大会ではあり得ません。
それらを含めて、このアバウトさがこの大会の特徴です(ただし、安全対策は改善して欲しいですね)。
来年もきっと走りますよ。
自分はどうしても走れない、走りたくないという方。
大丈夫です。
同伴者1人まで入場可能なので、知人友人をその気にさせて入場・観戦してみたらどうでしょう。
手軽にアメリカを感じることができますよ!