日帰り旅Vol.1「葉山」(神奈川県)編

葉山のイメージは「海がきれい」「御用邸の町」「お金持ちの別荘が多そう」などでしょうか。

葉山町には駅が無く、行くにはやや不便なため「ちょっと気軽には行けないな」と敬遠している方もいるかもしれません。

でも、その不便さが葉山の魅力とも言えます。

葉山初心者の方であれば、交通には京急電鉄の『葉山女子旅きっぷ』がおすすめです。

「葉山女子旅きっぷ」は電車&バスの乗車券+選べるごはん券+選べるごほうび券がセットになった、おトクなきっぷです。

女子旅といっても男性の方も購入可能なので、カップルデートでの利用もできますよ。

品川駅からだと3,580円(デジタルきっぷ)、横浜駅からは3,380円(同)です。

品川駅から逗子・葉山駅の往復乗車券は1,300円。

葉山移動はどうしてもバスの利用が必要になるので、これに加えてごはん+ごほうびが付くことを考えると、けっこうお得です。

葉山女子旅きっぷ
https://www.keikyu.co.jp/visit/otoku/otoku_hayamagirl/

京急電鉄HPより

品川から逗子・葉山駅までは約1時間弱。

逗子・葉山駅は2020年3月に新逗子駅から駅名変更になったことから分かるように、駅は逗子市にあります。

なので、葉山町へ行くには駅からバスに乗る必要があります。

このバスが面倒と感じる人もいるかもしれませんが、逗子・葉山駅から森戸海岸まではバス8分です(もちろんバスなので混雑具合で時間は何とも言えません)。

一般的に葉山のイメージは「海」や「夏」が強いですが、じつは葉山町の林野率は51%と全国平均の39%を上回っており、「山」のアクティビティも多いのです。

正直に言えば、海水浴シーズンは観光客が押し寄せるため渋滞が発生し、海岸回りのバスは満員で乗れないこともあります。

本当はこのシーズンは避けた方が無難です。

今の季節(冬季)、外を歩くのは寒いですが、何といってもこの季節の富士山は絶景です。

冬は空気が澄んでいるため、きれいな富士山が見られるチャンスが高いのです(特に朝)。

富士山の絶景スポットは各地にありますが、海の向こうに江の島と富士山を一緒に見ることができるのは葉山ならではです。

葉山の魅力は大規模な観光スポットに行くというよりは、車なら通り過ぎてしまうような小さなお店や風景を見つけることでしょう。

葉山には個性的なお店がたくさんあります。

ぜひともゆっくり歩いて探してみてください。

残念ながらここでは、葉山のおすすめスポットやお店を紹介できませんが、葉山町の魅力を伝えるサイトを紹介します。

それは、意外にも葉山町役場公式ホームページとインスタグラムです。

葉山町のインスタはフォロワー数3.8万人と、葉山町の人口3.2万人を上回っています。

役所のインスタグラムとしてはかなり多いフォロワー数で、それだけ葉山町が力を入れて充実した内容になっているということです。

はやまLife
https://www.town.hayama.lg.jp/hayamalife/index.html

葉山町公式HP

みなさん、ぜひとも一度は葉山の魅力を感じてみてください!

<森戸海岸から江の島と富士山を望む>